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重要取り組みテーマ:私たちの健康を守る・支える

基本的な考え方・方針

ユニ・チャームの企業理念「NOLA & DOLA」には、「赤ちゃんからお年寄りまで、生活者がさまざまな負担から解放されるよう、心と体をやさしくサポートする商品・サービスを提供し、一人ひとりの夢をかなえたい」という想いを込めています。世界中の生活者一人ひとりが、人生のさまざまなステージで、いつでも「自分らしさ」を実感し、日々の暮らしを楽しむことができる社会の実現に貢献する商品・サービスの展開を目指します。

2021年実績について

当社は、全ての人が「自分らしさ」を実感し、日々の暮らしを楽しむことができる社会の実現に貢献する商品・サービスの展開を目指すことを社内基準としています。
開発段階では、さまざまなゲートを設定し、次のステージへ移行してよいかを厳しく確認しており、現在発売されている商品はその基準をクリアした商品のみと考えています。
この仕組みを継続することで、「私たちの健康を守る・支える」持続可能な商品・サービスを、100%継続していくことが重要だと考えています。
一例として、2021年は「健康寿命の延伸/QOL向上」に対して、紙パンツをすすめる前に新たな選択肢を提供することを目的に、普段の下着のままお使いいただける『ライフリー いつもの下着で安心パッド』を発売しました。この商品によって、いつもの下着で“フレイル尿ケア”ができ、誰もが「自分らしさ」を実感して暮らすことのできる社会の実現に貢献したと当社は考えています。

重要取り組みテーマ 指標 実績 中長期目標
2021年 目標値 目標年
健康寿命延伸/QOL向上 どのようなときも、誰もが“自分らしさ”を実感して暮らすことのできる社会の実現に貢献する商品・サービスの展開比率。 100%継続 100% 2030年
性別や性的指向等により活躍が制限されない社会への貢献 世界中全ての人が、性別や性的指向等によって制限を受けることなく活躍できる社会の実現に貢献する商品・サービスの展開比率。(一部の国・地域において残る女性への差別解消に貢献する商品・サービスの展開を含む) 100%継続 100% 2030年
パートナー・アニマル(ペット)との共生 パートナー・アニマル(ペット)が、家族はもちろん、地域に暮らす人々から歓迎される社会の実現に貢献する商品・サービスの展開比率。 100%継続 100% 2030年
育児生活の向上 赤ちゃんと家族が、すこやかに、かつ、ほがらかに暮らすことのできる社会の実現に貢献する商品・サービスの展開比率。 100%継続 100% 2030年
衛生環境の向上 一人ひとりの努力で、予防可能な感染症(接触感染、飛沫感染)を抑制する活動に貢献する商品・サービスの展開比率。 100%継続 100% 2030年

健康寿命延伸/QOL向上

貢献するSDGs

取り組みの背景

世界一の超高齢社会、日本。2025年には65歳以上の人口が30%を超えると予測されています。医療の発展により平均寿命が長くなる一方で、「健康寿命」への関心が一層高まっています。年齢を重ねても、その人がその人らしく、豊かな社会生活を送ることは、誰もが願うことです。当社は、加齢に伴うさまざまな不具合に対応したケア用品やサービスを提供しています。それらの適切なご活用によって、これまで通りの活動的な生活ができるということを広く知っていただくことは、健康寿命延伸に貢献すると当社は考えています。

  • 健康上の問題で日常生活に制限がない自立した生活を送れる期間

主な取り組み・活動事例

【日本】『ライフリー いつもの下着で安心パッド』

紙パンツをすすめる前にパッドからはじめる“フレイル※1尿ケア”として大人用排泄ケアブランド『ライフリー』より、パッド形状でありながら吸収効率約2倍※2で、紙パンツ同等の安心感を提供する『ライフリー いつもの下着で安心パッド100㏄・200㏄』を、2021年11月に発売しました。
近年、私たちの平均寿命は延び続け、今では“人生100年時代”と言われています。しかし、「健康寿命」は、平均寿命より男性は約9年、女性は約12年も短いと厚生労働省は発表しています。これは要支援や要介護になるなど、健康上の問題で日常生活に制限のある期間が平均で9~12年もあることになります。こうした期間に誰もが経験しうる排泄トラブルについて、軽い尿もれであれば、同じ身体の状態でも紙パンツではなく、尿ケアパッドによる下着のままで尿ケアを始める方が、その後のQOL(生活の質)に大きく影響することが、調査で分かってきました※3
“フレイル尿ケア”とは『ライフリー』が提唱する「いつもの下着から始める尿もれケア」のことです。いつもの下着で尿もれケアが続けられることは、普段通りに毎日いきいき暮らせることであり、そのような毎日がフレイル対策につながると考えています。『ライフリー いつもの下着で安心パッド』を、紙パンツをすすめる前の新たな選択肢として、お客様に提供することによって、健康寿命の延伸に貢献していきます。

  • 健康な状態から要介護状態になるまでの中間の段階
  • 当社代表的紙パンツとの単位面積当たりの吸収量比較
  • ユニ・チャーム調べ

【日本】「大人用おむつカウンセリング」

当社ではHealth Techへの取り組みとして、消費者や小売店からお問い合わせが多い、大人用紙おむつの「適切な商品」と「最適なサイズ選び」について、LINEによるチャットトークの診断機能と、スマートフォンで撮影して採寸できるAI (Artificial Intelligence/人工知能)技術「Bodygram」を組み合わせた「大人用おむつカウンセリング」を、2021年12月に開始しました。

排泄介護は、要介護者ご本人の尊厳に十分配慮する必要があります。普段の洋服選びと同じような感覚で、LINE チャットトークの診断機能と、スマートフォンのカメラ撮影機能で採寸し、画面を通して要介護者に「適切な商品」や「最適なサイズ」を選んでいただくことで、よりよい介護環境を提供していきます。これにより、排泄介護の環境改善に加えて介護者と要介護者間のコミュニケーションが創出され、店頭ではよりスムーズな接客が可能になります。今後も、高付加価値な機能を搭載した商品やサービスを通じて、高齢者に寄り添い健康寿命の延伸に貢献していきます。

「大人用おむつカウンセリング」で最適な商品とサイズ選びを提供 「大人用おむつカウンセリング」で最適な商品とサイズ選びを提供

「大人用おむつカウンセリング」で最適な商品とサイズ選びを提供

性別や性的指向等により活躍が制限されない社会への貢献

貢献するSDGs

取り組みの背景

それぞれの国や地域が抱える課題を克服し、女性が社会で活躍することは、ジェンダー平等の実現のみならず、貧困の解消や地域の経済発展にもつながります。世界中の女性が輝く社会づくりの一助となるよう、これまでに蓄積した事業活動のノウハウを活かし、それぞれの国や地域の特性に合わせた商品・サービスを提供するとともに啓発活動を進めています。

主な取り組み・活動事例

【インド】初潮教育・月経教育

女性の夢をかなえるための障壁のひとつとなっている「月経に関する適切な知識」をより多くの方に知っていただくために、独立行政法人国際協力機構(JICA:Japan International Cooperation Agency)や現地のNGOなどと協力し、2013年にインドの生徒や学生に生理のメカニズムや適切なケアを教える教育プロジェクト「Managing Menstruation:My Pride」を開始しました。このプロジェクトでは、思春期の少女が女性の体や月経に関する正しい知識を得て、安全・安心な月経期間を過ごし、健康でその人らしく生きられるよう支援することを目指しています。2021年は、ウッタル・プラデシュ州や西ベンガル州などの500以上の学校や大学で月経に関するセッション(オンラインを含む)を行い、約35,000名の生徒や学生が参加しました。
また、2019年に、母親と一緒に母娘で学ぶためのセッションを開始し、月経に関して話し合う機会を提供しています。2021年は、ムンバイやアーメダバードなどで163回開催し、約5,300組の母娘が参加しました。

「Managing Menstruation:My Pride」 「Managing Menstruation:My Pride」

「Managing Menstruation:My Pride」

【インド】女性の経済的自立支援

現地のNGO「PURE India Trust」と協力して、農村地域に住む女性を支援するために「Project Jagriti」(Jagritiは「目覚め」の意)を2021年に開始しました。本プロジェクトは、インドの農村部における生理用ナプキンの認知度向上と普及を目指すとともに、当社の商品を通じて就労と収入を得る機会を創出し、女性の経済的自立を促進することを目的としています。

プロジェクトでは、まず、2州30地区の17の村で現状把握のための地域調査と、1,500名以上の女性を対象としたベースライン調査を行い、これらの調査結果に基づき10名の「女性起業家」を選出しました。そして、2021年6月、ラジャスタン州シーカルの農村地域に、彼女たちが経営する10軒のショップをオープンしました。女性起業家の一人である、Sonu Kanwarさんは、「これほど自分に力があると感じたことはありません。経済的な自立を想像したこともありませんでしたが、今では家族とよりよい未来を描くための収入を得ることができ、尊厳のある生活を送ることができています」と述べています。

その後、ラジャスタン州シーカルの30の村やウッタル・プラデシュ州のブランズハハー地区の20の農村でも、それぞれ20軒のショップを運営する起業家として20名の女性を選出するなど活動を拡大し、2021年には、ラジャスタン州とウッタル・プラデシュ州で合計50名の女性起業家を選出、支援しました。

また、本プロジェクトでは、選出された女性起業家を中心に、月経に関する正しい知識を広めるために、農村部の女性を対象とした月経に関する啓発活動も展開しています。2021年は、約50の農村で60回を超えるセッションを行い、約5,000名の女性と思春期の少女が月経の仕組みや生理用ナプキンの使い方などを学びました。

当社は、今後も、インドの農村地区に住む女性が、家族の中で「稼ぎ手」としてのプライドを持ちながら尊厳のある生活を送れるよう、「Project Jagriti」による女性起業家の選出・育成を通じて収入を得る機会を提供し、経済的な自立を支援します。

女性起業家によるショップのオープン 女性起業家によるショップのオープン

女性起業家によるショップのオープン 女性起業家によるショップのオープン

女性起業家によるショップのオープン

月経に関する啓発活動 月経に関する啓発活動

月経に関する啓発活動

【日本】体質やライフスタイルに合った生理ケア

体質やライフスタイルに合った生理ケアの選択を通して、生理期間(7日間)の負担を軽減し、より快適に過ごしてほしいという想いを込め、2021年7月、生理用品ブランド『ソフィ』のブランドメッセージを「7日間は、変えられる。」に刷新しました。
生理用ナプキンやタンポン、体につける生理用品『ソフィ シンクロフィット』に加えて2021年4月には、月経カップ『ソフィ ソフトカップ』をラインナップに加えました。一人ひとり異なる体質やライフスタイルにフィットした生理ケア用品を選ぶことが、経血のモレやムレといったトラブルを解決し、生理期間をより快適に過ごしていただくことにつながると『ソフィ』は考えています。
また、女性の社会進出が進み、生活習慣の変化やストレスの負荷により、生理にまつわる不調を持つ方に向けて、身体の傾向を24タイプに分けて診断し、PMS(月経前症候群)などの不調に関する悩みを生理管理と合わせてサポートするアプリ『ソフィ 生理日管理&生理不調ケア』の配信を2021年3月に開始しました。専門家や医師監修の下、生理に関する情報発信やサポートを継続しています。

  • 生理前のイライラ、腹痛、頭痛などの不快症状

【日本】ソフィ「#NoBagForMe」

「#NoBagForMe」プロジェクトは、一人でも多くの女性が、自分に合った生理ケアを知り、選び、自分らしく生きられる社会の実現を目指しています。生理や生理ケアの選択肢について知っていただく機会として、2021年3月の国際女性デーに合わせ、UN Women(国連女性機関)日本事務所後援の下、「Women in Leadership」と題したオンライントークイベントを開催しました。
また、生理にまつわる知識向上と相互理解を促進する企業向け研修プログラム「みんなの生理研修」を実施しています。2021年は、医学博士・産婦人科専門医の高尾美穂先生※1による女性の健康に関する知識と、『ソフィ』担当者による生理ケアの選択肢をまとめた動画を制作し、108の企業・自治体等に提供しました。
このような当社の取り組みは、UN Womenが主導する「アンステレオタイプアライアンス※2」と親和性が高いと判断し、2021年10月に「アンステレオタイプアライアンス」日本支部へ加盟しました。

  • 医学博士・産婦人科専門医。イーク表参道 副院長。日本スポーツ協会公認スポーツドクター。東京慈恵会医科大学大学院修了。女性の健康で幸せな人生と前向きな選択を後押しすることをライフワークとしている。
  • 2017年にカンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバルにて発足した「Unstereotype Alliance(アンステレオタイプアライアンス)」は、UN Womenが主導する、メディアと広告によってジェンダー平等を推進し有害なジェンダーのステレオタイプ(固定観念)を撤廃するための世界的な取り組みです。「アンステレオタイプアライアンス」日本支部は、2020年5月に設立されました。

2021年4月、「#NoBagForMe」プロジェクトは、社会課題解決へのインパクトをもたらした活動として、一般社団法人インターネットメディア協会(JIMA)が主催する「第1回 Internet Media Awards」のソーシャルインパクト部門を受賞しました。

パートナー・アニマル(ペット)との共生

貢献するSDGs

取り組みの背景

人とパートナー・アニマル(ペット)が幸せに共生することは、当社の願いのひとつです。犬や猫は、一緒に過ごす時間が長くなることで関係が深まり、家族の一員のような存在となりました。
また、近年、犬や猫も「運動不足」「筋力低下」といった健康問題を抱えるようになり、コロナ禍でより一層高まることが予測されています。犬や猫のフードや衛生用品、サービスの提供を通じて、パートナー・アニマル(ペット)の健康や、排泄トラブルの解決へ貢献し、家族はもちろん、地域に暮らす人々から歓迎される社会の実現に貢献しています。

主な取り組み・活動事例

【日本】犬や猫の健康管理をサポートするフード

犬や猫の健康なカラダづくりには筋肉の発育・筋肉の健康維持が必要であり、その筋肉にはカラダを作る重要な栄養素であるタンパク質が欠かせません。子犬・子猫から成犬・成猫、シニア犬・シニア猫になるまで、日々の散歩や遊びの中で、生涯動ける健康なカラダづくりをサポートする、新しいブランド『 Physicalife-フィジカライフ-』を2021年7月に全国のペットショップで発売しました。
また、飼い主がおやつを通じた犬とのコミュニケーションの機会を大事にしつつも、カロリーの計算や配慮しながら与えることができる犬用おやつ『グラン・デリ きょうのごほうび 美味しくカロリー計算』と『グラン・デリとりぷる~ん 美味しくカロリー計算』を、2021年3月に発売しました。
2021年9月には、「よく食べてくれること」「健康に配慮していること」「栄養バランスがよいこと」などの飼い主の高いニーズに応え、「美味しさ」「品質」「健康」の全てにこだわった、フリーズドライのささみや野菜が入ったドッグフードの新ブランド『Gran-Deli Frecious(グラン・デリ フレシャス)』を発売しました。

【グローバル】猫用システムトイレ

COVID-19の影響で、世界中で在宅時間が増えたことによって、 猫用トイレの消臭ニーズが高まっています。猫用のシステムトイレ『デオトイレ』は2層式になっており、上層の「消臭・抗菌サンド」でおしっこを通過させて下層の「消臭・抗菌シート」で吸収するW消臭・W抗菌構造で、1週間おしっこのニオイが気になりません。また、排泄後におしっこの固まりを残さない構造なので、キレイ好きな猫にとって大切な、清潔な排泄スペースを維持できます。『デオトイレ』を通じて、猫と飼い主が共に快適に生活できる環境を提供しています。

  • サンド・シートによる不快な尿臭の消臭効果。体重8kgまでの猫1頭使用時。ウンチをした場合は早く取り除いてください。

デオトイレの構造 デオトイレの構造

デオトイレの構造

育児生活の向上

貢献するSDGs

取り組みの背景

当社が事業を展開する、世界の約80の国と地域の気候や文化、習慣はさまざまです。現地の生活実態や消費実態を徹底的にリサーチし、文化や生活環境に合わせた商品を提供しています。お客様のニーズにきめ細かく応え、それぞれの国・地域が持つ社会課題解決につながる商品・サービスの展開を通じて、赤ちゃんと家族が、すこやかに、かつ、ほがらかに暮らすことのできる社会の実現に貢献しています。

主な取り組み・活動事例

それぞれの国・地域に合わせたベビー用紙おむつ

【タイ】『Mamypoko Pants Premium Extra Dry』

熱帯モンスーン気候で高温多湿のタイでは“ムレ”に対する重視度が非常に高く、紙おむつの使用を控え、赤ちゃんの肌を休めるという習慣があります。そこで、2021年8月、ウエスト部分の吸汗シートが、汗を外に出すことで、おむつ内温度を最大2℃下げ、お肌をさらさらに保つ『Mamypoko Pants Premium Extra Dry』を発売しました。

  • 冷感効果は使用環境に依存します。

【サウジアラビア】『BabyJoy Olive』

アラブ諸国で「オリーブオイルは肌にやさしい」という文化が根付いていることから、2021年2月、サウジアラビアで初めて、おむつの内側の表面シートにオリーブオイルを配合した紙おむつ『BabyJoy Olive』を発売しました。

  • サウジアラビア国内の主要ベビー紙おむつにおいて 2021年2月 ユニ・チャーム調べ

【マレーシア・シンガポール】『MamyPoko Extra Dry Protect』

降水量の増加等により蚊が媒介するデング熱の危険性が高まっているマレーシアおよびシンガポールにおいて、蚊を寄せつけない「アンチモスカプセル」を搭載した紙おむつ『MamyPoko Extra Dry Protect』を2020年9月に発売しました。蚊が忌避するレモングラス成分をマイクロカプセルに詰め込んだ「アンチモスカプセル」を紙おむつのテープ部分に塗工することによって、テープの付け外しの際にカプセルが破砕され、レモングラス成分が赤ちゃんの肌を蚊から守ります。レモングラス成分は赤ちゃんの肌に触れても安心な、自然由来の材料を用いています。

【日本】『オヤスミマン』

ワーキングマザーや共働き世帯の増加で、忙しい朝のおしっこモレによる濡れたパジャマや寝具の洗濯が大きな負担と感じている方が年々増えています。夜間のおしっこモレ対策として、寝る前にトイレに連れていくことが一般的ですが、イヤイヤ期等もあり、「誘っても、トイレにいってくれない」という悩みが存在しています。そこで当社は、親子のコミュニケーション促進による就寝前の心理・行動変化の研究結果と、滋賀大学教育学部 大平 雅子教授との就寝中のメラトニン※1代謝産物の変化に関する研究結果を基に、2021年10月に“寝る前ルーティン※2”が身につく「おやすみシール」を搭載した『オヤスミマン』を発売しました。

  • 脳の松果体(しょうかたい)と呼ばれる部分から分泌されるホルモン。体内時計に働きかけることで、覚醒と睡眠を切り替えて、自然な眠りを誘う作用があり、「睡眠ホルモン」とも呼ばれている。
  • 寝る前にトイレに誘導したり、電気を消し光環境を整えること

衛生環境の向上

貢献するSDGs

取り組みの背景

日々の健康を守り、安心で快適な暮らしをサポートし、多様化するマスクの使用実態やニーズの変化に合わせてお子様から大人まで1年を通して快適にご使用いただけるマスクを提案しています。また、ウェットティッシュ関連では、住環境やライフスタイルの変化に合わせた商品を展開し、効果的で快適な日々の生活づくりに貢献しています。とりわけ、アジア諸国において、所得水準の上昇に伴ってウェットティッシュの需要が高まっており、展開スピードを高めることなどにより衛生環境の改善に貢献しています。

主な取り組み・活動事例

【グローバル】マスクのニーズ多様化への対応

当社はマスクメーカーとして、COVID-19の流行を背景に高まったマスクのさまざまなニーズに対応しています。

日本においては、2021年6月に、一定の性能基準を満たしたマスクの製造・販売により、消費者や医療従事者の安全・安心が確保されることを目的として、マスクの日本産業規格(JIS)※5が制定されました。当社商品においては、『超快適®マスク』シリーズが「JIS T9001」の適合審査で、随時「適合」と判断されています。適合番号を取得した商品から、商品パッケージ等にJIS適合表示と「 全国マスク工業会」会員マークの両方の表示への切り替えを進めています。今後も高品質なマスクを安定的に供給することによって、快適なマスク生活を提案するとともに、COVID-19感染拡大防止に努め、全ての人々にとって安全・安心な社会の実現に貢献します。
また、日本以外の国や地域においても、COVID-19の影響により、消費者の感染対策意識が高まり、マスクの需要が顕在化しています。これらの変化にいち早く対応し、生活者の健康的な生活の実現に貢献できるよう高付加価値マスクのグローバルな展開を強化していきます。

超快適®マスク プリーツタイプふつう7枚 超快適®マスク プリーツタイプふつう7枚

超快適®マスク プリーツタイプふつう7枚

  • 米国NIOSH規格認証/米国労働安全衛生研究所認証
  • 当社製品比
  • マスクが肌と触れ続ける部分
  • 「5年間の保管」は、製造日から5年
  • 医療用および一般用のマスクを対象とした「JIS T9001」とCOVID-19感染対策に従事する医療従事者用のマスクを対象とした「JIS T9002」

【日本】新型コロナウイルス抑制を実証

当社は北里大学医療衛生学部と委託研究を行い、シルコットウェット『99.99%除菌』と『ウイルス除去 ノロクリア®ウェット』のウェットシートを絞った液体を用いて新型コロナウイルスの抑制効果を検証しました。その結果、2つの評価方法(TCID50法※1とプラーク法※2)において20秒の混和処理で99.99%以上の抑制率を示したため、新型コロナウイルスに対する抑制効果を認めました。
また、新型コロナウイルスの感染対策や家庭内での新たな清潔習慣を捉え、当社では「ウェットティッシュに関する顧客の意識調査」を行い、2019年と2020年でウェットティッシュに関する意識に変化があることを確認しました。これらの調査結果を踏まえて、2021年3月から、需要が高まる『シルコット ウェットティッシュ』の生産量を2019年と比較して約2倍まで拡大しました。今後も、安全・安心な暮らしをサポートする一助になれるよう、『シルコット ウェットティッシュ』を安定的に提供します。

  • TCID5(0 50% Tissue Culture Infectious Dose)法とは、細胞を96穴開いたプレートに培養し、ウイルスを含んだ液を複数の希釈濃度に調整して細胞へ接種し、半分の細胞が変性する濃度を測定する試験を示す。
  • プラーク法とは、シート状に培養した培養細胞にウイルスを含んだ液を接種した後、全体を寒天培地などで被い培養します。その後、ウイルスの感染が隣り合った細胞のみに限定されて拡大するため、一定時間経過後に感染した箇所(プラーク)を肉眼で測定する試験を示す。

対物専用ウェットティッシュ 対物専用ウェットティッシュ

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